フリーランスに必要な6つの準備【派遣Webデザイナーから転身】

私は、派遣Webデザイナーとして約3年間働いた後、フリーランスに転向しました。


フリーランスになると決めた当時は「本当に1人でやっていけるの?」「継続して仕事をもらえるの?」という不安もありましたが、退職前にしっかり準備していたおかげで、比較的よいスタートダッシュをきれました。


今回は、そんな私がフリーランスになるために準備したことを紹介します。

目次

いつから準備すればいい?

フリーランスになるための準備を始めたのは退職する約1年前でした。
特に辞める期限はなかったため、フリーランスになりたいという気持ちが芽生えてからゆっくり取り組み始めました。


準備する内容は、以下のような方法で情報収集していました。

  • フリーランスに転向した方のブログを読む(特にデザイン系)
  • 独立した同期がいたので、その人に話を聞く

すぐに辞めないといけない理由がない限り、情報を集め事前準備をしておけば、フリーランスになってすぐに困ることはないでしょう。

フリーランスになるために準備したこと

01:ポートフォリオ作成

独立すれば、新しいクライアントとお仕事する機会が増えます。
そんなときに、自分の実績を伝えるためのポートフォリオが必要になってきます。

私はイラストレーターで作成したものをPDFで書き出し、メールなどで送っていました。

今は、すぐに作れるポートフォリオサイトやNotionなど便利なツールがあるので、それらを活用してもよいですね。

02:デザイン料金表作成

フリーランスデザイナーにとっては、料金表は非常に重要です。
この価格設定で、自分のおおよその収入が決まるといってもいいでしょう。

料金表を作成しておくことで得られるメリットは以下。

  • 見積もり依頼されたときにすぐ対応できる
  • 自分のおおよその収入を計算できる
  • 値上げの基準にできる

料金表は拠り所にもなるので、提供できる商品・サービスには価格設定をしていつでも対応できるようにしておくのがよいでしょう。

こちらは公開しないものなので自分が使いやすい形で作成すればOKです。私は管理しやすいNotionで作成しています。

最初の価格設定で迷う場合は、ネットでフリーランスとしての料金相場を確認してみましょう。(「フリーランス デザイン料金表」などで検索)

その後は、実績や経験年数を考慮して徐々に値上げしたり、クライアントの予算と照らし合わせながら見積もりしたり活用してきましょう。

03:取引先を3つ確保

勢いで独立したものの仕事がない…!なんて状況にならないように、取引先を複数確保していました。

私の場合は、以下の形で4社とつながれました。

  • 過去勤務していた企業(副業でつながり済)
  • 先輩が独立された企業(副業でつながり済)
  • 業務委託先×2社(新規取引先)

派遣で働いていた2年目あたりから副業をやっており、過去に働いていた企業との関係もあったので、比較的すぐに取引先を確保できました。

③の業務委託先2社どちらも、フリーランスデザイナーが多く在籍する企業(サービス)でパートナーとしてお仕事を受注しています。
1社は「複業クラウド」でポートフォリオ登録していたところ、スカウトのメッセージを頂きつながることができました。
もう1社は、友人から「パートナー試験っていうのがあるよ」と紹介され挑戦した企業です。

サコ

ちなみにどちらもデザイナーとしての力量をみる審査(バナー数点作成)があったよ。
審査は無事合格し、いまは安定的に仕事を頂いています!

フリーランスになって、1つの会社から継続的に案件をいただけるケースは少ないので、
できれば最低3つは取引先をみつけておきましょう。

04:とにかく貯金する

フリーランスになると、収入がかなり不安定になります…!

受注がない月や税金の支払い、さらにサラリーマンのころは保障されていた退職金や、手当もありません。

そんなもしものときに、支えになるのが貯金です。

会社員時代に、最低3ヶ月〜半年分の生活費を貯金しておくとよいでしょう。

実際、最初の方は案件数が少ないため低収入でしたが、貯金があったおかげで「会社員に戻る」なんてこともなく生き延びれました。

サコ

クレジットカードも会社員時代に作っておくのがおすすめ!

05:退職時の手続き

ある程度準備が整ってきたら、会社に退職の意向を伝えましょう。

多くの会社では退職の申し出は1~2ヶ月前となっているようです。


私は派遣社員だったので、2,3ヶ月前ごろに派遣会社に意向を伝え、契約満了の月を決定してもらいました。

直前に伝えると会社に迷惑がかかったり、結局在籍が伸びることがあるので、準備ができれば早めに伝えるのがよいでしょう。

06:独立の挨拶回り

無事に退職したあとすぐに行ったのが、「独立しました!」の挨拶回り。

過去働いていた企業や知り合いなど、お仕事の可能性がありそうなところに
フリーランスになりお仕事募集中の件+ポートフォリオを送りました。


すぐにお仕事につながらなくても、新しいパートナーとしていつでも対応できますとアピールすることが重要です。

サコ

さっそくポートフォリオが役立つね!

まとめ

今回は、私が会社員時代にフリーランスになるために準備したことを紹介しました。

フリーランスになるには勢いも必要ですが、不安なことを事前に対策しておくことが一番安心できます。

  • ポートフォリオ作成
  • デザイン料金表作成
  • 取引先を3つ確保
  • とにかく貯金する
  • 退職時の手続き
  • 独立の挨拶回り

これからフリーランスに転向しようとしているデザイナーの方は、ぜひ参考にしてみてください!

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